2018年2月25日日曜日

1226「味噌1」2018,2,25

 仙台テンメイでは毎年2月の寒中に味噌仕込みを皆さんで行なってきました。テンメイ味噌作りは名取農場の高柳亭が使える様になってからです。ですから確か2010年が最初でしたから今年、2018年で9回目を迎えます。
 最初の頃は皆素人で、味噌作りが出来る仲間のご主人を講師としてお招きして指導して頂きました。やがて2年後にはO農場長の指導で全て出来る様に成りました。
 味噌も手前味噌と言われる様に同じ材料で仕込んでも出来上がりはかなりの違いが起きます。又、毎年使用する原材料の大豆、米麹の出来具合、使う水、塩でも違います。熟達するに従い、仕込みの準備、道具の整備充実、前処理などいろいろ農場長の工夫が増し、是までの経験知が活かされてきています。

 そこには当然、生体エネルギー的な処理、加算が行なわれていて、年々それが高まって来ています。
 大豆もテンメイで栽培したもので全量仕込んだこともありましたが、作付け状況、生育状況によって他から有機栽培の大豆を購入することが多いです。今年は農場の大豆は不作で使用大豆の1割ほどしか使用できませんでした。
 米麹は仲間のお米の栽培している「でんでん虫」さんの自家製の麹を使わせて頂いています。麹も熟成管理によって差がありますが、ありがたいことに大概良い内容で提供頂けています。
 水は中山歯科の水誘導翻訳装置きわみ新次元の生体エネルギーの能力の高いものを運びこんで、大豆の水漬け、煮炊きに使用しています。この中山水も年々進化していますので中々の優れものです。
 塩は生体エネルギー応用商品の「阿無の塩」を最後に使用してレベルアップを計っています。

 味噌は仕込んで10ヶ月ほどで食べられるまでに熟成します。ですから2月に仕込んで翌年の1月頃に皆さん保存容器、甕を開けて食べ始めますが、テンメイではその頃に皆さんで味噌賞味会を毎年開催してきています。
 今年は1月30日のテンメイメンバーミーティングの時に行ないました。
 当日は天候も雪で参加者が少なかったのですが6人の方の味噌が集まりました。ブラインドしてナンバリングでそれぞれの味噌を紙皿に取り分けます。
 既に見た目でその違いがはっきり分かります。臭い、味見をしてその味覚の違いを皆さんで確認していきます。
 熟成度合い、塩加減、口ざわり、美味しさ等を味比べです。そして自分好みを見つけます。そして皆さんでそれを発表していきます。最後に各自の味噌のナンバーを公表してこれが私の味噌でどの様に保管して熟成に配慮したのか話してもらいました。
 皆さんの多くは生体エネルギーの勉強をしていて実生活に活用しています。味噌の熟成にはその工夫が当然なされています。昨年よりは今年はこのような加算をしたというお話は皆さんに参考になります。

 皿の上のナンバリングの1番は2年味噌で別格ですが、1年味噌では5番の熟成がもっとも進んでいて美味しく感じました。白っぽい味噌は、熟成具合は未だですが美味しさはそれぞれあり、レベルは上がっています。



 私の味噌は5番でしたが皆さんよりは保管している環境が生体エネルギー的に高いのでより熟成が進んで味も1年目と思えない芳醇な旨味がある味わい深いものでした。流石に中山歯科保存の味噌は違うと皆さんに言われます。当然と言えば当然で、差が無い様ですと生体エネルギーの環境作りのプログラム、力量位に問題があることになりますので、先ずは嬉しき結果です。
 同じ材料で、同じ時、場所で仕込んだ味噌ですが、その後の環境の違いが大豆、麹の機能に影響をもたらして熟成度合いを変えていきます。保管場所の温度、湿度、光なども関係しますが、生体エネルギー位置に生き物は環境に生かされていて、全てを決定すると言えます。

 賞味会の講評が終わり、それぞれの味噌にネギなどの薬味を入れ、お湯を注いでお弁当と一緒に頂きましたが、中々な美味しいお味噌汁です。出汁入らずの味噌汁で充分な味わいです。お陰でスペシャルなお弁当もより美味しく頂けました。


 基本的に余ほどのことが無い限り年々、味噌の出来具合は向上してきています。今年仕込む味噌は、更に作年よりもより美味しく、エネルギー位置が高い味噌にしたいとの思いが新たな挑戦へと続いていきます。今年の味噌はどんな出来に仕上がるのか楽しみが膨らんだ賞味会でした。
 食後のデザートはケーキと可愛いキャラクタークッキーでしたが皆さん喜んでいただけて、楽しいミーテイングで、実り多い情報交換会になりました。