2017年7月28日金曜日

1014「鞍馬・三河16」2017,7,28

 通天洞の階段を登りきると前方に巨石のアーチが見えます。これが通天門です。驚きの自然の造形です。光が燦燦と降り注いで、歓迎してくれています。その天空へ開いた窓の中には明神山が綺麗に鎮座しています。



 明神山は以下の紹介があります。
「東栄町の南西にそびえる山、明神山は、東栄町の南西部、新城市との境にあり、標高1,016メートルで愛知県の代表的な高峰です。 明神は神をたたえる呼び名の一つで、信仰の山として古くから登られていました。」

 乳岩に付いても以下のように紹介されています。
「乳岩のある乳岩峡一帯は流理構造や自破砕構造を持つ流紋岩からできています。ここでは乳岩洞窟の天井部分に半球状の形になった鍾乳石が見られます。この鍾乳石は炭酸カルシウムが流紋岩の岩体にできた亀裂に沿ってしみ出し、乳房状の形に見えることから「乳岩」の名称がつけられました。」 
「おわん形の洞窟もユニークそのもの。その昔、母乳が出なくなった母親が乳岩に向い、乳飲み子のために乳を授けてほしいと祈願したところ、乳岩から乳が湧き出て、乳飲み子の命を救ったとされる伝説も持ち合わせます。」

 通天門の下で暫し明神山を眺め、心地良い風と光りを浴びて自然のエネルギーを充電しました。ほとんど貸切り状態でしたが、あわ歌を響かせずに中山さんのお言葉を頂きました。

「ずい ずい ずい ずい 瑞宝なり。
 持ちたる大きなこの地球の宝、此処にあり。
 遥かなるウラルの地へと繋ぎ行く。
 ソンダルロエ 
 これより揃いて参ろうぞ。
 地は揺らぎ、海動き、人騒ぐ時、大きな岩こそ動かず守りて、
 人発する響き鳴り渡りて、荒き波鎮め行く。
 その時発する響きは、三日三晩を要す。
 皆々心して、ご用意なさりませ。
 やがて来る来る、この開けたる先に、
 灯りが燈りて、射し込む光は、限りなき平安なり。」9:58

 この地に地球の瑞宝があり、ウラルの地と繋ぐ。そして地は揺らぎ、海動き、人騒ぐ時、大きな岩こそ動かず守りて、人発する響き鳴り渡りて、荒き波鎮め行く。とあります。
 しかしその時に発する響きは三日三晩を要す。とあります。計り知れない大激変が襲うのでしょうか。八方に、各所において皆心して用意が必要です。その先には、灯りが燈りて、射し込む光は、限りなき平安なり。とあります。先ずはその先に行ける様に準備が必要です。

 下りは楽々です。橋の所まで戻り、改めて、昨日のお言葉でこの場所を示されていたOさんが、乳岩山をバックに、目出度く開山の万歳です。

 帰りは余裕です。岩盤を流れる渓流に足を浸し、涼を満喫しました。

無事に駐車場に着きましたが、朝の時よりも車が沢山で駐車できずにユーターンする車が何台もありました。全てにわたって私達はラッキーでした。