2016年12月13日火曜日

785「響奏1」2016,12,13

 11月26日、27日はみつゆきアイリッシュハープの取っておきの時空間でした。約8ヶ月ぶりですが、濃厚なアイリッシュハープ愛好の面々にとって待ちに待ったスペシャルな2日間でした。
 
 既に師走で2017年も間近ですが、みつゆきさんの2016年のメッセージは以下です。
「今年はより混迷の時代となると予想されます。 しかし、こんな時代だからこそ明るく前向きに現実を見て創作活動をしていきたいものです。
 本当に大切なものは何か?本当にやるべきことは何か?そしてさらなる癒しの必要性が求められる時代に、私共もより活動範囲を広げ深め、心とカラダの癒しに取り組んでいきたいと思っています。
 人の心の痛みや傷の放置こそが、さまざまな問題の源であると感じているからです。本当に微力で小さな力ではありますが、一歩ずつ着実に作っていけたらと思います。ホール、たくさんの人が集う会場での演奏が中心となりましたが、今年は原点に帰りホームコンサートをたくさん開いていきたいと思います。
 昔からたくさんの人の心を癒してきたアイリッシュハープ。ともに近い距離で、繊細なハープの音色を共有していきたいです。アイリッシュハープの音にふれた人は一様に
 癒された、涙がこぼれそうになった、情景が浮かんできた、懐かしい風景を思い出した・・・などと感想をかかれます。そしておめでたい席でも、悲しみの席でも、人の流れる涙を許すような空気がそのやさしい音によって作られてゆくのを感じます。僕も、そしてみんなも、そのとき流れる涙をただただ許したかったのでしょう。
 かたくなに心を閉ざし傷ついた自分自身の心の傷みを・・・癒すために出会い、はじめたアイリッシュハープの音が、いつのまにか人の心をも癒すようになりました。情景や風景そのものを音楽で表現することは喜びでも悲しみでもなく、明るくも暗くもないのです。そんな情景や風景はただ変化し、ただ生まれ、ただ消えてゆきます。
 そんなただそれだけのことが、そんな日々のあたりまえのような日常が、とても大きく・・・、無限大に大きく、とてつもなく偉大に感じ僕は自分を含む人(人間)のあまりの小ささと大きさに言葉を失い、涙がこぼれてくるのです。     みつゆき 」

 そんな思い出で活動しているのですが、何故か仙台のコンサート、レッスンをみつゆきさんは待ち焦がれています。それは演奏者、音楽家、芸術家としての基本の感性、感受性が、あわの里天命舎の作り上げている空間場のエネルギー情報を敏感に感知して、即、彼の身体が感応して、創作能力が励起され優性に反応して、演奏が瞬時に変わることを実感しているからなのです。 
 彼が理想とイメージしている音が直ぐに演奏でき、多くの努力をあっという間に超える、表現能力を得ることが出来る理想郷なのです。身体も癒され、音の表現の奥行き、広がり、情感の多層な世界がいとも容易く実現出来る、摩訶不思議な世界です。
 鈍い人間には理解が難しい世界ですが、私が意図して作り上げている生体エネルギー情報空間を理解出来る彼の翻訳能力は流石と思います。本物の創造的な感性とひたむきな人間性が求める理想世界が現実化出来ている虚空界生態系なのでしょう。

 26日は、私は始発で長野出張でしたので個人レッスンの模様は分かりませんが、濃厚な時間を皆さんで共有したようです。

夕方に天命舎に着いて18時からのコンサートには間に合いました。部屋に入ると、個人レッスン受講の面々が嬉々として喜びの笑顔で迎えてくれました。