2016年8月17日水曜日

668「ゼロ磁場7」2016,8,17

 13時を過ぎてランチタイムです。田沢湖の北岸にあるハーブガーデンにあるレストランで美味しいランチバイキングを頂きました。いろいろあり目が欲して食べすぎてしまいます。1時間ほどゆっくり出来ました。


  今回の巡りは距離的に相当移動がありますので、予定の何箇所かはカットするつもりでいました。時間は既に14時を過ぎていますので今日の最後に予定していた遊佐町の丸池様は難しい感じです。本来の奥羽山脈ラインから外れますので丸池様は無しで良いかな、と当初予測していたのですがそのようになりました。
 次の目的地は湯沢市の川原毛地獄です。奥羽山脈を南下する感じで進み、国道13号線から泥湯温泉の方向に向かいます。その泥湯温泉を過ぎて直ぐ川原毛地獄があります。実は私たちが訪れる直前の7月13日にこの泥湯温泉が火事になったのです。旅館3棟を全焼し従業員の方1名焼死していました。道路の両側に旅館がありますが、撤去作業などがされていました。そこから山道を登り程なく川原毛地獄が姿を現します。


 灰褐色の山肌からは、あちこちから蒸気の湯煙が吹き上がっています。さながら天空の地獄で硫黄の臭いが漂っていて、有毒ガスが出る危なげなところです。遊歩道が柵で定められていますが、山の頂上へ向かう道路は立ち入り禁止になっています。古の人達はこの植物も生えないこの地を恐れ、敬い信仰、修行の場として来たようです。





 以下の紹介があります。
「川原毛地獄は恐山や立山と並んで日本三大霊地として名高いパワースポットのです。
大同2年(807)に月窓和尚が開山したと伝えられており、灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余勢をいまだに残しています。標高は約800mです。車を降りると、草木が生えない灰色の山肌が突然現れ、いたるところから蒸気が吹きだし、鼻をつく強い硫黄臭があたりに漂っています。 起伏のある斜面は荒涼とした不気味な光景を作りあげています。」
 川原毛大湯滝が20分程下ったところにありますが、滝そのものが温泉という、珍しい日本一の『滝の湯』です。



 道路から少し下った広めの平らな場所であわ歌を響かせました。ここは今回の巡り3番目で重要ポイントですので、指定の配置で行いました。歌っていても硫黄ガスの影響でむせる方も何人かいましたし、終わって不調をきたす方もいました。ある意味で天空の地獄での命がけのあわ歌奏上でしたので異次元へのコンタクトポイントであったようです。その時のお言葉です。
「あ、い、う、え、お。
 離れて参る多くの方々、皆々、大きなこの地を治めて有り難き。
 日は沈み行きて、遥かなるへ参る。皆々様、この元なる響き頼りに参られませ。
 新たなるへと参るは、動きと共なれば、更なる思いをしっかりなされませ。
 ふつする はらゆり やられん たんたり
 唱える言葉はそれぞれに定めて、各々参られませ。筒は外れて、寄る辺は無し。
 各々しっかり立ちて下され。この場をしっかりご覧あれ。我らが生きるに足るもの無しぞ。
 さあさあ、それぞれ如何に為すや。先ずもって、その身とその心、健やかに〜。」16:36




 早々に退散して宿に向かいました。山を下り国道13号線に出て南進していると左手奥の川原毛地獄の辺りから白い雲が登り龍のように天空に舞い上がる様が見えました。さながらかの地に封印されていた多くの霊存在が天空に戻る姿であったのでしょう。