2016年8月31日水曜日

682「健康6」2016,8,31

 真向法協会は公益社団法人で全国各地に支部組織があり、1万名弱の会員がいて活発に普及活動を展開しています。東北6県にも各真向会がありますが、山形県が最も盛んに活動しています。会員数で山形市は170名程、山形全県で250名程です。次いで宮城真向法体操会が約140名程で、現在10教室で皆さんと健康を目指して楽しく修練をしています。
 真向法協会主催の東北地区での真向法研修会は毎年開催されていて、今年で12回目を向かえます。今年は宮城真向法会がお世話役で5月14日、15日、岩沼市のリゾートホテルで1泊2日で行われました。
 本部から佐藤良彦会長、指導部長の佐藤康彦先生等お越し頂いて濃厚な内容で行われました。2日目9時半までの研修会で、10時からは引き続き、指導者養成講習が夕方まで行われました。
 1日目研修の後には東北各会の代表者会議が行われ、次年度は山形での開催が決まりました。その中で指導者研修会の実施は決りましたが、東北地区研修会の内容は検討して提案頂く事になります。
 今年の真向法研修全国大会は10月に石川県金沢市で開催されます。佐藤会長から2日目朝の食事の時に、東日本大震災から5年が過ぎて、区切りの10年目の時に宮城で全国大会の開催をお願いされました。主催は協会本部ですが地元での色々なお世話、お役がありますが、深く考えずにお引き受けすることにしました。2021年ですが、以前1999年に第27回全国大会を宮城県主幹で開催していますので、22年目で49回大会になります。その時には佐藤会長も90歳でしょうか。佐藤会長には100歳まで現役で活躍願いたいものです。

 1日目の開会の後に佐藤会長から「真向法について」と題して講話を頂きました。
最初に熊本地震のことに触れて協会本部の考えをお示しになられ、本題の真向法のお話が始りました。かいつまんで内容を紹介します。

「指導者の心得に関してですが、最近は言葉遣いが乱れてきていること、例えば~をして上げるとは本来、目上の方にして差し上げる、ことを言い、上げるの遣い方が少しおかしく、引っかかるとの事です。言葉遣いに気をつけて、相手の身になって優しい手を差し伸べるようにとの注意を頂きました。
 真向法体操をやってはいけない人は居ない。とのことで、ドクターストップの方以外はしないとどんどん弱っていく。股関節が動かなくなるので膝が上がらなくなり、歩幅が狭くなってくる。転び易いのは、足が揃って転びやすい姿勢をしているからだ。股関節が硬いことが原因で、柔らかくすることが必要で、真向法をすることだ。
 脊柱間狭窄症の方は第4体操をする時は要注意で、他は普通にやって問題は無い。何でも頭などを床に着けようと無理せずにすることで、動かすだけ、伸ばすだけで良い。それで血液循環、リンパも活性化して身体の調子が良くなる。
 100歳以上の方は6万人を超えていて、90歳以上の方で要介護は50%、100歳以上は100%要介護だそうです。自分で真向法をして元気に天寿を全うしましょう。

 第4体操でトンビ足で、足が外に出る人はまずトンビ足を直さないと第4体操は出来ない。足首が硬くてつま先が内側に行かないので足首を柔らかくすること。足に痺れがある人は第4の時に座布団を背中に何枚か敷いてする。膝が浮いても問題ない。
 補導体操は良いがやってもらったら、相手の方にして上げるのが原則。しかし相手にして上げられない人は、二人の補導体操に参加しないで、一人補導体操をする。
 10年前は街中にヨガ教室が沢山あったが、今は経営が成り立たないのか、減ってきていて姿を消した。代わりに整体院が増えていて、ニーズが多いのだろう。真向法はひとり整体だ。真向法も大きい教室から小会場の6畳間位で教師と生徒の1対1の教室へ変えて行く方向になるだろう。色々な選択肢を提供する。
 生徒さんの足の裏、土踏まずを先生が踵で踏んで上げるが、そこは足芯と言ってエネルギーの出入りでそこを踏むのは効果がある。」

2016年8月30日火曜日

681「健康5」2016,8,30

 真向法4動作をよりやりやすく出来る為に補導体操があります。2人でペアで行うものと、1人で行うものですが、佐藤会長からその一人補導体操と二人補導体操の一部の実技指導を頂きました。



 日頃は私が皆さんの補導体操を行いますので、私が補導体操をして頂くことは無く、自分が一人補導で自己調整をして、身体を整えていますが、年に1度だけ佐藤会長に補導体操をして頂けるご褒美を頂けます。今年も先生からお声を掛けて頂き、嬉しくお言葉に甘えて指導を頂きました。ありがたきことです。お陰様で身体もすっきりして、元気充実、若返りました。


 真向法は肝心要の腰を整える体操です。腰は脚と背骨を結ぶ部位でそのバランスの乱れ、歪みが腰痛だけでなく全身の不調和を来たします。私も含めて是まで沢山の方が、この体操の自修で腰痛等の改善、健康への蘇りを獲得しています。そして、日々の精進、研鑽で更なる健康生活を目指しておられます。同行同修の仲間の修練の結果は姿に現れ、その健康度は一目瞭然です。

 一通り補導体操の指導が終わり、体操の細かな指導を頂きました。特に第3体操で足を開脚して前屈して行う動作で、腰が出来ているかどうかで実技が違ってしまいます。
 真向法体操の創始者の長井津(わたる)先生が脳溢血からの半身不随を仏典のお経から気付かれて礼拝を行う中で病気を克服、回復を遂げた体操ですので、基本は礼拝です。最初は第1と第2の2つの体操で指導を始めて、その名称は、念仏体操、礼拝体操と言われていたようです。その後、体操の内容の充実と共に名称変更して真向法になりました。
 礼拝体操と言われた位ですから第1体操は頭面接足礼、第2体操は五体投地礼がベースになっています。第3体操もその考えの延長で手の着き方は、正座での礼拝の手の着き方と同じです。
 今、色々な健康法、体操が注目を集めて著書などで紹介されていていますが、べたっと開脚するのでなくあくまでも礼拝を基本にした体操が真向法の基本だと指導下さいました。そのモデルは教師のKさんです。Kさんは座法も含めて、実技が完全に出来る方ですので皆さんに理想形を示して、その動作をして頂き、違いを確認して頂きました。
 


 後半は段級審査です。3名ずつ佐藤会長の前で実技を行い、その内容を審査して頂きます。
 今回は初めての5級の方から最高位は6段の方まで15名の受審でしたが、その5級を受ける方々と高段者の体操の実技の差は明らかです。










 目出度く審査も終わりました。後は佐藤会長を囲んでの慰労会、懇親会です。

2016年8月29日月曜日

680「健康4」2016,8,29

 真向法の継続の秘訣のひとつに1年に1度の段級審査があります。初心者が最初に審査で頂けるのは5級で毎年継続することで1つずつ昇級、出来て5年で1級、6年で初段、10年で5段を拝受できます。それ以降は数年の間隔で上位の段位を受審して最高位は10段です。私は現在、範師9段を拝命拝受していますが、この世界では未だ若輩者で、是から何年、健康で使命を果たせていけるか、この世での終末直前が本番です。私の10段の昇進審査は80歳の声を聞いて後と決めていますが、果たして如何なりますでしょうか。
 
 毎年、その段級審査会を真向法協会の佐藤良彦会長に東京からお越し頂き開催しています。今年は7月31日、夏の猛暑の折に行いました。
 前半は佐藤会長の軽妙な語りの講話と真向法の指導があります。真向法は4つの動作で第1から第3までの動作を10回ずつ3クール繰り返し、第4の体操をしますが正味5分もあれば終わる体操です。この4動作を完璧に、完成形で出来る方は9割方健康で、心配ないのではと思います。しかし身体の老化と共に、身体の硬直化が起こり、その動作をすることは至難の技です。





 私は慢性の腰痛で毎日の様に、指圧、マッサージ、カイロの治療を受けていた30歳始めにこの体操に出会い、座法、体操が出来ず、全く動かない身体に愕然としました。しかしこれは効果があると確信して日々修練をはじめました。
身体は正直です。日々の鍛錬宜しく日に日に身体の変化があり、症状も改善して、体操も自分なりに出来る様になって来ました。真向法の冊子で自習し始めて1ヵ月後位に、本部に電話で問い合わせした時に、電話で応対してくださったのが佐藤会長(当時は副理事長)でした。佐藤先生は仙台出身の方で、事の外喜んでくださり、丁度こちらに来る用事があるとのことで、私の医院にお越し下さり、直々に指導をしてくださりました。ありがたきご縁です。
 それ以来、東京渋谷の南平台の本部に何度か足を運び指導を頂き、2年程で真向法がほぼ出来る身体に蘇りました。30歳代と若かったこともありますが、体操を始めてからは以前の指圧などの治療は一切受けることなく腰痛も解消し、お陰様で若返った身体に生まれ変わりました。
 爾来30数年、いろいろ工夫して、健康法を進化させて今日に至っていますが、真向法は素晴らしい体操だ、と深く確信を持っております。必要は全ての源です。私は自分の不健康な状態を健康にしたい、との思いがあり、その目的を達成出来る手段を欲していましたが、学びの中に理論的にも納得出来、腑に落ちて進むことが出来たことは幸いでした。
 昭和59年に仙台支部の創設のお話を佐藤先生から頂き、60年に支部活動を開始して皆様にお伝えできるお役目を楽しく実践出来ています。佐藤会長の教導の賜物です。

 真向法の4動作が出来ることが体操の完成ですが、健康とは「健体康心」と説き、その状態を真向法では目指します。健やかな身体、康らかな心です。体操の健康動作を通して、心を素直に人間性を高め、精神を豊かに、安寧な姿です。「学ぶこととは教えること」、と私の師の言葉がありますが、真向法指導を通して多くの学び、気付きを頂いている現在です。

2016年8月28日日曜日

679「健康3」2016,8,28

 スキップは子供たちがするものですが、うきうき楽しい感じのものです。スキップの効果を調べてみたら以下の様なことが書いてありました。
「体の歪みが改善され、ダイエット効果があります。
 スキップの動きが、大腰筋や腸骨筋を鍛えることにつながるため、ノルディックウォーキングよりも体の歪みが効果的に改善されます。
 スキップの上に跳ね上げるような動きが、インナーマッスルを強くし、上下運動が骨に良い影響を与えてくれます。
縦に跳びはねるようなリズミカルな動きをしながら、悲しんだり、起こったりはできない。感情が行動に現れることがありますが、先に行動することで感情を引き出すこともできるということ。」

「うつ病の患者の多くは猫背など姿勢の悪い人が多いようです。この“姿勢”というのは気持ちにとても影響を与えます。肩を落として、下ばかり向きながら、なにか楽しいことを考えるのは難しいですよね?姿勢が気持ちを変えるなら、先に、ポジティブな人がとっている姿勢をカタチ的に真似てみることで、気持ちが動く可能性もあるのでは?
 実際、姿勢の悪い人は呼吸も浅いので、十分な酸素が脳に届かないという事が起こります。
 なので、上を見上げることで気道が確保され、呼吸を深くすることができます。
 呼吸と自律神経は密接な関係があるんですね。」

 前半を終了してトイレ休憩、水分補給です。その合間に又、初めて参加した方が質問に見えました。その方60歳代後半か70歳前半と思える女性の方で、和式トイレ座りと正座が出来なかった極々少数の方でした。膝を痛め足首も不調な方で今月末にテニスの東北大会が控えているとのことでした。走ることは出来るのですが膝がダメなようです。テニスが生甲斐なのでしょう、整形外科、整体院等で治療を受けながらテニスの試合に備えているとの事です。「どうしたら良いのでしょうか?」と尋ねられたので、すかさず「テニスを止めたら良いですよ」と即答しました。
 整形外科の先生には、膝にヒアルロン酸注入の治療をしていて、試合前に足に麻酔をしてあげると言われているとの事です。知り合いの方が劇的に回復した整体治療院を紹介してもらい、仙台に通院して3ヶ月たつのですが・・。色々伺いましたが、悲鳴を上げて訴えている身体の声を聞いていのちを大事にするのか、テニスの栄光、勝負の世界を優先するのかだけです。
 今回もHさんの紹介で初めて参加して下さいましたが、ここに来る前より小一時間体操をした後はすこぶる快調なようです。暫くテニスを休んで自己修練で身体を直してから趣味でテニスを楽しまれたら如何ですかとお伝えしましたが、果たして如何な選択をなさるか、健康は全ては自己責任です。

 後半は審査です。5名ほどの方々が審査を受けましたが初めて5級を受ける方、3年以上を経過している方、その真向法の実践の姿は歴然として違います。継続は力なりです。己の身体を健康で、長寿を全うし、安楽のころりとあの世に向かう姿、ピンピンころりが理想でベストです。最初の1歩、発心無くして何も無です。今回も8名ほどの初体験の方がお見えになりましたが、私の未熟な指導で、果たして発心へと導くご縁に成れたのか、良き人生を歩んで満足してお過ごし頂けることを念願するのみです。

 2時間ほどで全てを終了して、お茶会を皆さんと行いました。Sさんが自家菜園で栽培したスイカときゅうりの漬物の差し入れを頂き、感想をお聞かせ頂きました。テニス愛好の女性のご主人も初参加で、出来なかった正座が出来たととても喜んで下さいました。その他の方からも喜びのお話を伺えましたが、健康への目覚め、自助努力の必要の自覚と行動へと進んでくだされば幸いです。
 帰りの高速道路から仙台の夕闇の世界が見えました。無事に帰り着いたのですが、些か身体が消耗していて暫し横になりましたが何か大きな収奪があったのでしょう。少しして元気回復です。



2016年8月27日土曜日

678「健康2」2016,8,27

 13時過ぎに会場に到着しましたが仙台から2時間弱です。お世話役の代表Hさんが車まで出迎えて下さりありがたき事です。指導責任者のSさんと両輪で会をスタートし盛り上げて来てくださっています。南相馬教室の開講から2年間、毎月仙台から指導に通ったY教師の指導の賜物です。今回も指導応援に参加して下さっています。
 
 会場には既に参加者の方々が集まって来ています。初参加の方々をSさんから紹介されましたが、一人の方からその健康上の問題を伺いました。
 その女性の方は農家の奥さんで10年程前から腰痛でどんどん悪化して、7年ほど前に椎間板ヘルニアと言う診断で手術を受けたそうです。それ以降どうにか過ごしていたのですが、最近足の痺れと麻痺が起きていて難儀をしているとのことです。彼女の姿は極端に左の腸骨が上方に上がり外にそり出る感じで5センチ近くも左右の高さの違いがあり、背骨は極端に湾曲しています。何とも言えない状態で、是では大変な事と思います。Sさんの教室に通い始めているとの事で、この状態でストレッチ板を使用して良いのかとの質問です。
 身体の背中の腰辺りを触ってみましたが明らかな筋肉の硬直があります。少し補導体操的な事をしてみましたが良好な変化が見られましたので、ご自分で体操などの自己メニューを日日行い、自助努力で取り組んでみて頂くように指導しました。
 彼女への少し指導が長引いてしまい、1時半を過ぎてしまいました。少し遅れて体操教室の開始に成りました。

 私の指導のポイントは、自分で諸々の体操をしてみて、事前の状態と事後の身体の状態を比較して自己判断して頂き、その変化を確認してもらうことが先ず第1です。もしも良好な変化を体感でき、身体の柔軟さ、軽快さ、痛み等の諸症状の軽減が確認出来たら、今行った体操、手技が有効だと認識して頂くことが出来ます。
 今回は真向法の基本4動作の前に、30分ほど一人補導の色々なメニューを指導しましたが、事前の体前屈、片足立ちよりも事後のその動作がはるかに軽くスムーズに出来る体に変わっていることに全員が体験できました。嬉しき第1歩です。





 後は、自分で健康な身体を目指して、可能な限り自助努力で、日日必要な修練を重ね、継続して行こうと言う決意です。例え、良いと分かっていても人間は怠け者です、継続出来る為の秘訣が必要になりますが、それは同じ目的で集まり努力している仲間の集う場に参加することです。今迄、経験していない修練を行う上で、色々な疑問や問題点が生じるのは当たり前です。良き指導者に善導して頂き、同行同修の仲間との情報交換、交流の時を得ることは励みになります。幸い、南相馬教室があり、良き雰囲気で楽しく和気藹々と健康を目指す格好な場が用意されていますので恵まれています。

 高齢と共に膝、腰、足に不調を来たす方が沢山います。今回もぎっくり腰の方、膝が痛くて正座が出来ない方、和式トイレ座りが出来ない方などいましたので、全体の指導テーマは正座が出来る様に、出来ないとしても和式トイレ座りが出来る、更に来たときよりも軽快に明るく希望を持って会場を去れることです。当然、真向法の素晴らしさに感動してもらうことが第1です。
 生活の洋風化で和式トイレは姿を消して来ています。しかし腰痛、腰の疲労、歪みには和式トイレ座りが有効です。教室の生徒さんにも和式トイレ座りをしてから真向法体操をするように指導しています。
 今回は半数の方々は直ぐに一人でこの座りは出来そうにありません。二人ペアで手を取り合って和式トイレ座りをして頂きました。腰が途中までしか下ろせない方も大勢いますが相手の支えでどうにか可能なところまで膝を曲げることが出来ます。
 何度か繰り返し、次に正座の座り方の指導です。これも中々難しいですが可能な範囲でチャレンジです。
 昔は当たり前の日常動作が今は省略されたり、やられなくなり、日本の文化の良き身体動作の基本が無視されて来ていることで、その弊害が健康被害をもたらしている感じがします。入念に筋肉を緩め、関節の可動性を広げ、血液、気の巡りを良くする各種動作を繰り返し指導しました。
 最後に、又二人ペアになり手を取り合って、片足ケンケンです。恐る恐るする皆さんもどうにかできました。そして仕上げは皆さんでスキップです。皆さんに提案すると驚きの声です。何十年もしたことが無いようです。しかし、全員で同じ方向に向かって会場をスキップして回り、逆回転も出来ました。大きな歓声が上がりました。ほとんどの方が出来たのです。

2016年8月26日金曜日

677「 健康1」2016,8,26

 8月も下旬です。リオ・オリンピックも日本の選手の活躍で、是までで最高の41個のメダルを獲得して数々の思い出にのこる名場面を見せてくれました。リオのカーニバルの様な大きな饗宴が目出度く終わりました。その陰で恒例の夏の風物詩の高校野球の熱戦が繰り広げられ、球児達の熱い夏が終わりました。
 その様な非日常の別世界の様な、泡沫の夢の世界が巡り行く中、三陸沖で8月20日からマグニチュード5以上の地震が頻発しています。今回の地震について以下の様な記載がありました。
「震源の場所は、東日本大震災で歪が解消されていなかった可能性もあります。こうした群発地震は、必ず周辺に影響を及ぼします。多いのが、群発が起きている場所から少し離れた場所で、大きな地震が発生するパターンです。震源が南北に移動した時は、要注意です。」

 また8月22日には日本列島に3つの台風が同時に来襲して来ています。
「19日に台風9号と10号が、20日に台風11号が発生しました。いずれも日本に影響を与える台風となる見通しで、上陸する台風も出てきそうです。」
「日本に近づいてきている台風3つ、9号、10号、11号ですが、同じような場所を通るのに方向がバラバラということで「変な動き〜」とネットで話題になっています。
 3つのうち2つ(9号・11号)は、関東から北海道方面に、1つ(10号)は、九州地方に近づくようですね。台風が一気に3つも接近・上陸するということでかなり警戒しましたが、比較的小さな台風ということで取り敢えずはホッとしました。とは言っても、今回の台風の場合、雨の降り方に注意が必要なようです。
 進路が平年と違い、いつもは台風に無縁な北海道を直撃、とちょっとおかしい動きの台風。今年は台風の発生が遅かったですが、すでに平年に追いついたとか。台風シーズンはまだしばらく続きますが、異常気象は続いているため、人事とは思わずいつでも避難できるように充分な警戒が必要ですね。」



 是まで見たことの無い台風の発生と動きですがその原因については、「例年なら、今の時期、太平洋高気圧が日本付近で強いため、台風は沖縄付近から中国大陸や朝鮮半島へ日本付近を避けるように大回りしていくことが多いものですが、今は日本のはるか東海上で高気圧が強いために、日本の南で発生する台風はこの高気圧の縁辺を回るように東~北日本を指向する形が続いているのです。」とのことです。

 次の写真はNHKニュースの天気予報でのものですが、さながらゴッホの絵の様な感じで、ネットではこの映像が出回っていますが、何とも日本が狙われている様にも思われるのですが・・。自然現象なのでしょうが、20日以降の地震と台風に晒されている日本列島ですが、果たして今後は如何でしょうか。




 前置きが長くなりました、閑話休題です。
 8月17日に真向法体操の指導と段級審査で福島県南相馬市に行って来ました。真向法体操は私の健康法の要で、ご縁の皆様とこの仙台の地で共に修練をして30数年が経ち、その輪も広がり、同行同修の方々も着実に増えて来ていて嬉しいことです。
 県境を越えて南相馬にも善き仲間がお世話役を買って出てくださり、早3年が過ぎます。毎年8月に、年に1度、私もお招きを頂き、指導に伺います。お盆の休みが明けたその日に仕事もそこそこに切り上げて、楽しみに行って来ました。

2016年8月25日木曜日

676「ゼロ磁場15」2016,8,25

 ゼロ磁場のあわ歌の巡りも全て終えることが出来て、又次へと進みます。今回のお言葉を整理してみたいと思います。

 22日のあわ歌会で私が拝受したお言葉、唱和会でのお言葉があります。
「お頼み申す 明日、明後日 1,3,5,6、最後。この場所にてしっかりと致します。心得て願います。」
「歌いて、歌いて、回して、回して、次第に大きく響きて渦と成りその響きをこの地に立てる」
 この5箇所では指示通りに中山さんを中心に北に私が立ち、東西南北に十字に立ち、更に円を為して儀式を行いました。その箇所だけのお言葉を並べてみると以下の様になります。

「高みにありたる大きなる身、これよりこの地に立ちて参る。大きなる動きを整えて参る。進み行く行くこれからに、共々ご用意致しましょう。
 離れて参る多くの方々、皆々、大きなこの地を治めて有り難き。日は沈み行きて、遥かなるへ参る。皆々様、この元なる響き頼りに参られませ。新たなるへと参るは、動きと共なれば、更なる思いをしっかりなされませ。
 唱える言葉はそれぞれに定めて、各々参られませ。筒は外れて、寄る辺は無し。各々しっかり立ちて下され。この場をしっかりご覧あれ。我らが生きるに足るもの無しぞ。さあさあ、それぞれ如何に為すや。先ずもって、その身とその心、健やかに。
 皆々様方、鎮まりて整い、嬉しき持ち来たれ。その時、皆々大きなる、広きとなられ参られる。この身はこれよりこの響き、歌いて響きて只々で参る。嬉しき始めなり。
 宜しいですか。今ここにお集まりなされた皆々様、ここにて響かせたる人にすがるのではなく、この響きと共に参るのです。しっかり響きをその身に。
 憤怒の川、渡らんと致したこの時なり。よくぞ巡りて参りきたり。この響きを受けたれば、これよりこの地にて、ひと旗揚げて、皆に知らすぞ。このうまし身は、この海守りてここにあり。その事知らすは、大きなる事。さあ、さあ参られませ。
 大いなる息吹を有り難き。只今の言葉よくよく知りたり。平らかになさりて、この響きと光に合わせて、共々にこれよりも柔して参りませ。お頼み申す。
 おーん。つつがなきよう努めよう。響きを送りて下され。
 あーいー」

 この中でポイントになる言葉をピックアップしてみると以下の様な文章になりますが、先ず、唱和会のお言葉がテーマです。
「歌いて、歌いて、回して、回して、次第に大きく響きて渦と成りその響きをこの地に立てる。」
 その内容は以下の文章ですが、起承転結がしっかりしています。
「大きなる身、これよりこの地に立ちて、大きなる動きを整えて参る。共々ご用意致しましょう。離れて参る多くの方々、皆々、大きなこの地を治めて有り難き。
 日は沈み行きて、遥かなるへ参る。皆々様、この元なる響き頼りに参られませ。新たなるへと参るは、動きと共なれば、更なる思いをしっかりなされませ。唱える言葉はそれぞれに定めて、各々参られませ。筒は外れて、寄る辺は無し。各々しっかり立ちて下され。
 この場をしっかりご覧あれ。我らが生きるに足るもの無しぞ。それぞれ如何に為すや。先ずもって、その身とその心、健やかに。皆々様方、鎮まりて整い、嬉しき持ち来たれ。その時、皆々大きなる、広きとなられ参られる。
 この身はこれよりこの響き、歌いて響きて只々で参る。嬉しき始めなり。今ここにお集まりなされた皆々様、ここにて響かせたる人にすがるのではなく、この響きと共に参るのです。しっかり響きをその身に、平らかになさりて、この響きと光に合わせて、共々にこれよりも柔して参りませ。お頼み申す。つつがなきよう努めよう。響きを送りて下され。」

 そして次の最後の言葉で締めくくられています。
「伝えは大きく拡がり行きて、皆々様の思いと響き、この上なき力を頂く。共々にお頼み申す。」
 
 毎回のことですが、中山博様を通して現れる世界、ある意味次元を異にする世界からのメッセージは、大きな目的、意図があり人間を介在させてその役割、働きを為していますが、今回もその不思議を体験することが出来ました。
 これから益々、各自が想いを定め、しっかり立ち、心身の健康と平安の中にただただ光と響きに合わせ、柔して進むことが求められているようです。楽しみな時代の変化、変換を面白く、喜び、嬉しきで、日日過ごして行きたいものです。

2016年8月24日水曜日

675「ゼロ磁場14」2016,8,24

 猪苗代湖西岸を進める車中で中山さんが以下の様な絵を書かれました。山の尾根道のようです。私が見てこれは、これから向かう福良八幡神社ではないかと思いそのようにお伝えしました。中山さんがグーグルマップで調べて確認したのですが、もっと大きな山ではないかと言います。

 そんな山を近くで無いかと探していると、猫魔ヶ岳の当たりではないかと言います。私は思わず、えつ!です。午後にカットした猫魔ヶ岳へ向かう登山道途中にある八望台展望所あたりだったのか!と些か落胆しました。午後に龍ヶ沢湧水か八望台展望所のどちらかを選択するに当たり龍ヶ沢湧水に決めて、八望台展望所を止める決断をしていたのです。
 もう今日は無理ですので、いつか誰かに行ってもらおう、と中山さんは言って山形のSさんに頼もうかと話されています。いずれにしろ最後の目的地は22日のあわ歌会で私が頂いたお言葉の「この場所にてしっかりと致します。心得て願います。」のところです。

 猪苗代湖南岸はあまり訪れる機会がありません。その中にあって、下見に来た時に鬼沼からの磐梯山を見て強く惹かれるものを感じていました。鬼沼の入り江の奥の小山に福良八幡神社がありますが、うらぶれた鳥居から参道を登り参拝しましたが果たして如何なるかです。
 鳥居の前に車を停めて参拝しました。車を降りるなり、中山さんはかなり身体が反応して、胸が苦しいと言います。ここは何か強烈なものがある様です。小山の参道を進みますがあまり手入れがされていません。神社が北の湖側にありますが木で磐梯山は良く見えません。中山さんはそこから南に10mほど林の中に入って行き、ここのようだ。と言います。どうやらかつてはその場所に祀られていたようです。
 





 そこで北を定め、中山さんを中心に皆さん指定の配置で円を成してあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「憤怒の川、渡らんと致したこの時なり。よくぞ巡りて参りきたり。
 この響きを受けたれば、これよりこの地にて、ひと旗揚げて、皆に知らすぞ。
 このうまし身は、この海守りてここにあり。
 その事知らすは、大きなる事。
 さあ、さあ参られませ。(柏手)
 大いなる息吹を有り難き。只今の言葉よくよく知りたり。
 平らかになさりて、この響きと光に合わせて、共々にこれよりも柔して参りませ。
 お頼み申す。(柏手)
 おーん。つつがなきよう努めよう。響きを送りて下され。(拍手)
 あーいー」17:49
 あわ歌を歌い終わり、先ほどまでの中山さんの苦痛は消えたようです。お陰様で全ての巡りが終わりました。皆さんで集合写真を撮りましたが、締めにお言葉をと言うことで最後に中山さんからの以下のお言葉を頂きました。
「伝えは大きく拡がり行きて、皆々様の思いと響き、この上なき力を頂く。
共々にお頼み申す。」17:55


 お陰様で奥州ゼロ磁場巡りの旅を終えることが出来ました。車中で書いた山の尾根の絵もここのようでしたが、相似的にある猫魔ヶ岳の当たりも大事なようです。車で郡山に向かう途中で最高のビューポイントがあり、鬼沼、猪苗代湖、磐梯山が山頂まで綺麗に見ることが出来ました。しっかりとご褒美を頂けました。



 SさんとKさんを郡山駅に下ろしてお別れです。私達は仙台駅に8時過ぎ頃に到着して目出度く無事に終えることが出来ました。皆さんと最終新幹線までのささやかな晩餐会をしてお別れしました。次回は9月10,11日の陸奥日月星一体の旅です。

2016年8月23日火曜日

674「ゼロ磁場13」2016,8,23

 龍ヶ沢湧水で磐梯山から湧き出でる清浄な水のエネルギーで身を清め、いよいよ今回の巡りの最後の目的地、猪苗代湖南岸の郡山市湖南町舟津鬼沼地区にある福良八幡神社に向かいます。
 まだ16時を少し過ぎた時間ですから今回は余裕で巡れそうです。この猪苗代湖は磐梯山と連携があり、繋がりとして考える必要がありそうです。再確認で、このブログの667ゼロ磁場62016,8,16で紹介した、田沢湖と猪苗代湖の2つのメッセージの記事の中で猪苗代湖に付いての標記がありますので一部を紹介します。

「福島県に顕現化した12角形態を構成する調和地。
 日本の次元上昇は世界に先駆けて急速に進んでいますが、福島県地域に日本国内の雛形になる12角形態という宇宙意識の次元の扉が開かれました。宇宙意識の12角形態は、アナログの原理を表示する形で、相似象、愛、調和、相関性、受信、発信、共時性、進化、集合、複合、形態、輪廻転生の原理を表しています。~途中省略~
 猪苗代湖の対岸に聳え、会津を代表する磐梯山は独立峰で展望が素晴らしく登山者に人気の山です。山頂から+220の磁気波を放射しています。国内、第四位の湖水面積を持つ猪苗代湖は湖水の最深部は+180の電磁波を発信しています。」

 以下は667ゼロ磁場6の再掲です。
「田沢湖と猪苗代湖は、ほぼ、同年代に東北地方の造山運動で形成されました。造山運動の主要な地形変化は、大地の隆起と沈降です。二つの湖が調和に満ちた電磁波を発信しているのは、湖と山々が均衡のとれたエネルギー出力でつくられ、調和状態にあることを意味しています。二つの湖が形成される初期に於いて、面対称の地形は双方が隆起し、中央部は隆起するエネルギー圧に等しい沈下圧が働き、大きな窪みがつくられました。造山運動は48000年前から始まり、44000年にほぼ、現在の地形が出来上がり42000年前に湖水が出現しました
 水は高いところから、低いところへ流れ、河川は海に流入します。海洋は地球の形態を形成する波動集合の様な働きで、水のネルギー体が集合し水惑星と呼ばれる美しい地球の姿を造っています。水は波動の原初形態である、6のインパルスに同調し、安定した形態の形成原理に同調して広大な地球の海洋をかたちづくり、液体運動は6のインパルスに基づく形態運動を行っています。面対称の造山運動で中央の窪地が、地形上の安定したまとまりに至らないと水はそれを修正するため凹地に溜まり続け、やがて湖に発展していきます。この様な原理作用を持つ経過をたどり、自然の営みが造りだした風光明媚な景色を私達は楽しんでいます。
 湖水の水という情報媒体は、二つの湖の場合、調和という意志の情報発信に相当するので、相対する極性が時空間のエネルギー循環から意識として出現し調和に満ちた地形が誕生してきます。
 田沢湖は田代平という高層湿原が意識の表れとしてつくられ、猪苗代湖は磐梯山が火山活動で形成されています。
メッセージの最後は、次の様に発信されています。
 皆様、湖水の水質を守ってください。皆様、自然の営みを守ってください。慈しみが深まり、調和が促進されれば、山と湖は近未来に於いて皆様へ、学ぶための波動世界景観をプレゼントしてくれます。
 皆様へ湖の波動世界景観を観るヒントを差し上げます。田沢湖は日本有数の情報量を持っている湖です。水は情報を伝える媒体です。湖底が深いほど、水は豊かな情報量を所有する様になります海溝の水は、情報の宝庫です。
 自然界に於いて、二種類の振動波エネルギー系が調和状態にあると、もう一つのエネルギーが発生して三位一体系を造り出します。その場所を訪れる人は、自身の物質波が調和して自然に溶け込むため心地よい快適感を味わうことになります。」
http://mori701.sakura.ne.jp/newpage85.html

 磐梯山が田んぼの奥に全容が綺麗に見えますが山頂が雲で覆われています。更に進むうちに湖面の奥に磐梯山に掛かる山頂の雲が切れて少し見えてきています。全ての巡りを完了した後にはきっとご褒美があるのではと期待して車を走らせて行きます。





2016年8月22日月曜日

673「ゼロ磁場12」2016,8,22

 空気神社のある朝日町はエコミュージアムを実現した日本で最初の町のようです。とても興味深い、先進的な考えですので紹介します。

「エコミュージアムとは、1960年代後半に国際博物館会議(ICOM)の初代ディレクターであったG・H・リヴィエールが提唱した概念である。
 それは、「地域社会の人々の生活と、その自然環境・社会環境の発達過程を史的に探究し、自然遺産および文化遺産を現地において保存し、育成し、展示することをつうじて、当該地域社会の発展に寄与することを目的とする新しい理念を持った博物館である」というもの。
 よって、その条件としては、手つかずの自然や歴史、文化、集落が残っていることもポイントとなる。朝日町は奈良時代から朝日岳の山岳信仰の隆盛とともに最上川の河岸段丘をはじめ中小河川沿いに55の集落が散在し、さらに町域には鉄道駅やインターチェンジがなく、積雪で道も閉ざされている日数が多い。それらの諸条件が相まって、「町全体が博物館、町民すべてが学芸員」をキーワードとし、町行政の地域づくり計画の中に位置づけたことでエコミュージアムが実現されることとなった。」

 空気神社の山を下り、福島市に向かいますが時間が大分過ぎています。2日目も2箇所をカットして巡ることにしました。1つは千貫森です。UFOが現れると言われ、磁場が狂っている感じのところで面白いのですが、奥羽山脈から少し東にはずれ時間的にもかなり要するので又の機会です。もうひとつは磐梯山・猫魔ヶ岳・八望台展望所ですが、磐梯山に重い雲が掛かり、天候が悪いと眺望が望めないので、麓の猪苗代町の慧日寺歴史資料館近く龍ヶ沢湧水を訪れることで済ませることにしました。
 
 昼食は福島西ICから土湯温泉方面に向かうところにある和楽日庵と言うお店です。自然の林の中にある民家風で、こだわりのおもてなし山菜、田舎料理です。山菜コロッケとおにぎりの定食を頂きましたが、窓からの林の景色も相まって美味しい料理に大満足です。
 


 心身が満たされて車は土湯峠を越えて裏磐梯へ進みます。福島側は重い雲に覆われていて今にも振り出しそうな天気でしたが、トンネルを越えると快晴です。何とも嬉しき事です。
 目指すは龍ヶ沢湧水です。慧日寺歴史資料館を過ぎて山に進み駐車場から20分程林道を歩きます。水路を渡ると大きな岩から湧水が滔々と流れ出て、池に貯まっています。とても清浄なエネルギーに満ち満ちています。
 



ここの紹介は以下の様にあります。
「福島県耶麻郡磐梯町にある磐梯西山麓湧水群の代表的な湧水で、1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。磐梯西山麓湧水群は雄国沼を形成する、猫魔山、厩嶽、古城ヶ峰の山麓に多数湧出するが、特に国の史跡に登録されている「龍ヶ沢湧水」は古代末期より太平洋戦争末期までたびたび雨乞いが行われていた。江戸時代には会津藩の命により、磐梯山や慧日寺と並び大規模な雨乞いが行われ、この場所では龍の落とし子と五穀を上げに慧日寺の僧侶が読経を上げた文書が残っている。 また。一節には空海が請雨の法を修得したとの伝説も残る。なお、この清水は2,000t/日の湧出とも言われ、湧水源の1km下流の磐梯山慧日寺資料館横に引水され多くの人が訪れる。」
 皆さんで湧水を飲んでその清浄なエネルギーを頂きました。ここでは中山さんは、「穢れが無く綺麗なのであわ歌は無で良いでしょう」、とのことで、ご挨拶、感謝して失礼しました。



 この龍ヶ沢湧水を訪れた方のサイトの記事を少し紹介します。
「龍ヶ沢湧水の存在感は圧倒的なものがある。オーラとかパワースポットとかそういうたぐいのものにはとんと興味はないが、龍ヶ沢湧水が特別な場所であることはわかります。名水百選というのは水が優れているだけでは選ばれることなく、他にも地元に密着していることが必要なのですが、それだけではなく特別なパワーのようなものがある場所であるというのも大きな要素なのでしょう。山の精が集まってきているような不思議な感覚になります。」http://shigematsutakashi.com/travel/meisui/1046/