2016年7月18日月曜日

638「日本再生6」2016,7,18

 自分でも2年目になって良い感じになってきている、と思います。「ありがとう」です。倒れてしまい、今このように不自由なことさえ、「ありがとう」に繋げられたことで奇跡が起きています。倒れたことさえ、「ありがとう」と言えて辻褄が合います。

 人生のシナリオの読み解き方です。何でおきるか検証できています。右半身動かなくても他がカバーするのです。脳細胞がダメに成っても周りがカバーして行くのです。そうすると全てが予定通りと思えてくるのです。
私の脳出血は、寝不足と水分不足が1番の原因だった、と思います。元気で根を詰めてやってしまいました。60歳になったら無理をしないで、自分を受け入れて楽にすることです。

 脳出血で気が付いたことで瞑想が出来なくなったことがあります。30年前からインド系の瞑想をしていましたが倒れてから出来なくなったのです。目を閉じると目がちかちかして瞑想にならないのです。私にとっての瞑想は、宇宙からのエネルギーチャージをするツールで、心の栄養を取る充電の役割が瞑想だったのです。しかし、それが出来なくなり、宇宙から切れた自分が悲しかったです。しかし1年半経って、瞑想が又出来ました。嬉しいことでした。
 いろんなヘルプを貰うことが大事です。その中で猫を飼いました。6ヶ月の子猫ですが、可愛く、愛されて育つのです。そうすると猫から愛が返ってくるのです。子猫にアンカーと名前を付けました。この事で、1粒で三度美味しい体験が出来て、幸福度は鰻上りで上がって行きました。高速道路を走るスピードの世界から道路を下り、緑の小道へ行きます。高速からローカルへ入ってみると、そこでは予期しない出逢いがあり、暮らしが大事だと思います。

 新しいリーダーシップが必要です。昔は力が物を言った。世界銀行に行った頃は、日本は強かった。豊かな国のNo2になったころでした。何故なれたのか、皆が一丸になれるからです。日本には西洋の様な成功法則は使えません。また海外、西洋ではプライベートが大事な国々で日本流は無理です。しかし今はバランスが大事になって来ました。
 日本の恩恵は、18歳で英国に行った時のメイドインジャパンは粗悪品でしたが、世界銀行に行った頃はステータスでした。そして今はまったく違います。
 私が世界銀行を辞める時、日本の国作りの為に帰ってきました。それを政治でなく個人でするのです。助成金を期待しないでやること、それも出来る範囲でするのが面白いのです。クラウドファンディングで自分の為でなく、楽しいことをしている人に加わるやり方です。
 従来は大きい、強いが物を言いましたが、それは男性性です。しかし女性は日々の暮らしを大事にして、安全で美味しいと食べながらが基本でそれが元です。

 愛のコーヒーカップの考え方が大事です。自分のことより困っている人の為にすることは継続出来ません。まずは自分を満たして、いっぱいにして、カップから溢れ出たコーヒーを他者へ行き渡らせる理論です。まず、自分のコーヒーカップに愛を注ぎ込むこと。力でなく愛が全ての方程式です。
 昔、強い人は、負けて捕らえられると困る、という恐怖のエネルギーで世の中を回していました。これからは恐れでなく愛のエネルギーで回すことです。そしてそれをシェアーする気持ちです。

 競争、対立があります。世界銀行では90カ国1500人のスタッフが私のクライアントでした。それぞれ人間が違うのです。自分の価値観で押し付けることなく受け入れることが必要です。それには皆違うので共通項を見た方が物事の解決が早いのです。その共通項とは人間だということです。
 地球にいる時間は期間限定ですので、卒業する前に思っていることは、幸福になりたい、そう生きたいと思っているのです。そこでは何を幸福と思うかが違います。しかし1番の基本は生まれてきたことが幸せ、ということです。そこではシナリオ通りで、被害者ではないのです。本当に幸せになったらOKです。エネルギーが溢れている愛でリーダーシップを取ることです。