2016年7月8日金曜日

627「岩手巨石巡り1」2016,7,7

 今日は7月7日七夕です。今週は火曜日からは本業に努めていて仕事できています。毎週、何らかのイベントが続き中々紹介できなかったのですが、5月21~22日に木内鶴彦さんと巡った岩手の巨石、アラハバキの旅の様子を写真中心に簡単に紹介します。

 21日朝7時半に仙台駅をマイクロバスで出発です。最初の目的地は岩手県一関市にある配志和神社です。ここは旧市内の小高い山に蘭梅山に鎮座しています。バスで山の中腹にある平和記念塔の駐車場まで上がり少し歩いて参拝しました。




立派な社で本殿前の夫婦杉は樹齢1000年です。由緒は以下のようです。
「延喜式神名帳にも記載されており、創立は古く今から1900年前人皇12代景行天皇のとき皇子日本武尊詔を奉じて軍を率い遠く道の奥に入り蝦夷の地にいたる。進んで営を此の地、中津郷の山要峰に移し(神社地内)その嶺頂に登り賊を平治せんことを祈り自ら矛を収め三神を鎮斎し東奥鎮護の神として祠を建て、火石輪と称した。今の配志和神社である。」
http://www.genbu.net/data/mutu/haisiwa_title.htm

 次の目的地も一関市ですが藤沢町立石にある立石神社です。ここは驚きの巨石が神社の奥に沢山あります。人工的なもののようで縄文の頃でしょう、何らかの儀式がこの地で成されていたと言います。磐座を御祭神にしたアラハバキの神を祀るのではと想いますが、巨大な世界に圧倒されます。暫し、木内さんの解説があり興味津々なポイントでした
「祭神は稲倉魂(うかのみたまの-みこと)を祀っており、平安時代中期、応和2年(962年)に、山城国の勧請により建立されたと伝えられています。」
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/385f5301b05724525c2ef7b6735c5bd8




 一関市大東町の続石は運転手さんの勘違いでスルーして昼食の予約の時間の都合で美味しいお蕎麦のランチを頂きました。 

 午後の最初の訪問先は奥州市水沢区の妙見山黒石寺です。行基が開基し円仁が中興したと言われ、奥州三十三観音の霊場としても有名です。以下の紹介があります。
「その仏像群は、貞観4年(862)の薬師如来坐像から始まり、12世紀半ばの平泉で君臨した藤原基衡が寄進したとされる日光、月光菩薩像や十二神将立像(ともに県指定文化財)、四天王立像(国重要文化財指定)など貴重なものが多数あります。特に薬師如来坐像は、蝦夷の英雄・アテルイの死から還暦にあたる60年後につくられたとされるなど、古代東北の謎を解く鍵のひとつと数えられています。
 また、毎年旧暦正月7日から翌早暁にかけて繰り広げられる裸の男と炎のまつり「黒石寺蘇民祭」が行われることでも知られています。」          
http://www.sukima.com/16_hanamaki01_03/03kokusekiji.html