2015年12月17日木曜日

537「石巻4」2015,12,16

 豊川市の御津山の近くにある新宮山です。標高85mの小さな山ですが綺麗な三角形です。山頂に巨石の磐石があるのですが、山頂への登り口を見つけられずに、隣の弘法山の展望所に行きました。弘法堂があり石仏が沢山祀られていました。

 砥神山は蒲郡市にある標高300mの山です。車で山道を進んだのですが登り口が分からずにここも縁が無かったようでスルーです。

 次に豊川市内にある豊川進雄神社に向かいました。進雄と書いてスサノウと読みます。初めてのスサノウの漢字にえっ!という感じです。実は新宮山の麓にも進雄神社があったのですが素通りしていたのでした。豊川夏祭りで花火(網火、手筒煙火)がこの神社で行われるようで、豊川では400年続く大きな夏祭りです。

 豊川進雄神社の紹介です。
「本社は進雄命(すさのおのみこと)を御祭神としています。進雄神社は明治時代以前は豊川牛頭天王社と呼ばれ、豊川村の産土(うぶすな)の神として広く信仰されてきました。
 社伝によれば、大宝元年(701年)に豊川の右岸に沿った元宮の地に牛頭天王を御祀りして雨乞いのお祭りを行ったのを創始として天徳元年(957年)に今の豊川西町にお迎え申し上げたとあります。昭和40年には愛知県神社庁指定で四級社となり、豊川市内では最大の社格となりました。」

 すぐ近くにある豊川稲荷は門前町を含めて沢山の参拝客で賑わっていました。稲荷なので神社と思いきや、妙厳寺という曹洞宗のお寺で、豊川稲荷の稲荷とは、境内の鎮守として祀られる吒枳尼天(だきにてん)のことなのです。神社ではないものの、商売繁盛の神として知られており、境内の参道には鳥居が立ち、日本三大稲荷の1つです。神仏習合の姿です。






 豊川稲荷はさらっと巡り、本命の本宮山に向かいました。途中に照山を経由しましたが、山は砕石で切り崩されてかなり低い山になっています。神が宿る神奈備山も無残です。

 本宮山は豊川市と新城市、岡崎市にまたがる東三河で一番高い山で、標高は789.2mあり「三河富士」と呼ばれ、別名、砥鹿山または本茂(もとしげ)山とも呼ばれています。
本宮山に向かう途中に三河国一宮の砥鹿(とが)神社の里宮があります。今日は時間の関係で先に本宮山山頂付近にある砥鹿神社奥宮を目指します。
 国道から本宮山スカイラインに入り、山道を快適に進み、登り坂を越えたところで太陽が真正面に現われました。強烈な光に迎えられていよいよ次なる本命の地に入ります。