2015年11月8日日曜日

502「光と陰2」2015,11,8

 2日目良い天気に恵まれました。8時間の時差がありますが、時差ぼけもあまり影響なく、早朝起床して順調です。これから3日間はバルセロナに戻るまでバスでカタロニアを円を描くように巡る長距離の旅ですが、それにしてもなんと大きなバスでしょうか。ベンツ社製でスペシャルな乗り心地で、お陰で快適な旅になりました。


 最初の目的地は中世の街並み、佇まいを残すジローナの中にあるサンタマリア大聖堂です。街は石畳の道で、狭い道に壁を接して5、6階建ての建物がびっしりです。城壁内の隔絶した世界です。



今回始めての訪問先、ジローナで中世の、いや西洋の光と陰を強く感じてしまいました。そしてその印象は巡る数々の聖堂でも同様なものです。きらきら輝く大陽と共に、人間の営みの中にある陰、重くのしかかる閉塞感、宗教の強権、強圧の歴史です。しかし、ピレネーの山々、自然は素晴らしいものでした。

 今回の巡りは光の写真を中心に、言葉少なく、あわ歌の巡りを紹介するつもりです。
 サンタマリア大聖堂の中の聖女アシュラ(4世紀に殉教した聖女)前でスペインでの初めてのあわ歌を響かせました。



その時のお言葉です。
「あ~あ~ サラサンタリ フルラロ ウンテ オ~
 イヤ イヤ マンタラ サンテ~」11:58
 聖堂内は音の響きが独特で、光とその音響がいろいろなマインドをコントロールする仕掛けのような感じです。

「サア~マン サア~マン フ~ユ フ~ユ
 ウンタリアヌス ウンタリア フゥ~ム フゥ~ム ユ~ラ ユ~ラ
 ウルウンタラリ ウルンタ~ ウ。」
 
 お言葉の意味は不明です。

「絵 1785」 セビージャに異端審問所があった


「絵 1785」

 街の中の洒落た広場に市が出ています。広場に面したお店で美味しいワインとランチです。
 

  午後はリポールのサンタマリア修道院に向かいます。小さな町に立派な聖堂、修道院があります。


中は午後の太陽の光と絶妙なバイブレーションを放っていました。

 聖堂内であわ歌を歌いました。その時のお言葉です。
「遥かなる大きなるは、皆々様をお待ち申す。
 全てを預けて、元へと参りませ。いざ、いざ、いざや。」17:10

 

  リポールから宿泊先のアンドラ公国はかなりの距離です。ホテルに着くころはとっぷりと日が暮れていました。