2015年4月24日金曜日

424「プラーナ1」2015.4.23

 人のいのちは生命エネルギーによって生かされ継続出来ています。エネルギーはこの世界に遍満していて当たり前で気づきませんし、そのエネルギーについては良く分かっていないようです。
 多くの認識では、食べ物を食べる事でいのちの糧を得ていて、そして呼吸によって酸素を取り入れてエネルギー燃焼に活用し、老廃物の二酸化炭素を排泄することでいのちの営みが出来ていると考えています。それらも生命エネルギーが関与していることですが、ある意味で次元が違うのでその現れ方が多様で、全ては大元、原初にこの世界を作る時に用いられたエネルギーなのでしょう。全ては想造主の成せる業です。ですからこのエネルギーは自分のいのちが生れる前から世界を構成する前提条件であり不可欠なものです。

    人間は自分の生命を継続する為に、他の存在のいのちを食べる事で成り立っています。ですから従属栄養生物と言われます。植物は自力で太陽エネルギー、雨や風のエネルギー、更に土の中のエネルギー、ミネラルを吸収して営みをすることが出来ます。ですから独立栄養生物と言われます。従属栄養生物の私達人間は、それら独立栄養生物を食べる事で、間接的に土からのエネルギー、ミネラルを吸収していのちを継続できています。食事の時に挨拶で、「いただきます」と言いますが、それらの生物のいのちをいただくこと、その感謝の言葉です。先人はその事をしっかり分かって、ある意味での摂理を守り機能をさせる事を習慣として歴史を築いて来ていました。生きながらえる智慧です。

    己の身体を構成している臓器、細胞の新陳代謝には他のいのちの存在が必要です。それらの不可欠な材料、エネルギーの内容、質が私達の作られる細胞の機能を決めます。更には身体全体、心の機能にも大きな影響を及ぼします。そこでは消化吸収同化の中で取り込んだ食べ物と自分とのエネルギーの勾配によってエネルギーの励起、収奪が起きています。現代の栄養学では元素主体でエネルギー視点が欠落していますが、エネルギーの視点が重要です。
    特に、自分で作る事が出来ないもの、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルはそのエネルギー位置が重要で、体内に取り込んで自分のエネルギー収奪が起きたり、欠陥があれば生命の不調、ひいては病気という結果に至ります。

    私も30年ほど前に玄米菜食を始めた頃、いろいろと先人の叡智、実践を知り、学ばせて頂きました。断食、少食、玄米菜食などが病直しに効果があり実践していました。東京の松井病院の日野厚先生、大阪の甲田光雄先生の存在は大きく、熱心に学ばせて頂いた記憶があります。
    野口法蔵師の坐禅断食を始める様になり、法蔵師は甲田先生にいろいろ指導頂いたいたことを知り、法蔵師の断食は医学的見地も加味した有用な方法だとの認識を深め、その答えも体験の中で得ることが出来ました。法蔵師の著書に甲田先生も登場しており、甲田先生の患者さんで難病を克服して健康に活躍されている方々の事例報告や、その方のお話もありました。

    森美智代さんは甲田療法を受ける事で現代医学から見放された難病を完治させることが出来た方と紹介されています。2008年に甲田先生が亡くなられましたが、森さんは朝1杯の青汁を30年近く続けられて元気に過ごされていて、ふっくらした身体を青汁1杯で維持できる要素があるのかは現代栄養学では解析できない事に思います。現在もそのような食生活で現役の鍼灸師として活躍されている事が注目され始め、各所で講演会など開催されていました。
    森さんによると甲田先生は、検査は血液検査位で後は問診、望診、触診で診断されて治療されていたと言います。断食道場で治されていましたが腹診で断食の可否を判断されていたようです。そして断食で辛い思いをすると断食が嫌いに成るので準備出来るまで待たせていたと森さんは言います。甲田先生は手で腹を探りますが先生の治療は超能力だったとも言います。断食に慎重だったのは自分の利益ではなく、断食の名誉を守る為だったともいいます。そのような姿を観て、森さんも甲田先生の近くに鍼灸院を開業し、断食の指導も始めました。

    森さんは2年前にマインドマップを作って遊んでいたら、そのがはせくらみゆきさんの目に触れて、みゆきさんが森さんに会いたいという事でご縁が始まりました。森さんは少食ですが、みゆきさんは何日も食べないでいても生活でき、突然食べても平気な方です。森さんはみゆきさんにお会いしていて、みゆきさんはプラーナを摂っている方だと気づきました。その時に世の中をどうしたら幸せに出来るのか、それには不食が良いという事を二人で言って、これから一緒にやりましょうとことになっていたようです。いつか、二人でそんなことを広められたら楽しいと、そんな思いを持っていたようです。
    森さんは思うと願いが直ぐ叶うそうです。でもみゆきさんとの思いは2年程かってしまいました。がその間「食べない人たち」を出版してベストセラーになりようやく思いの実現にタイミングが合って来たようです。

    今回、森さんは「食べない人たち」の共著の弁護士の秋山佳胤さんと、はせくらみゆきさんとの「プラーナクラブ講演会、愛と調和の地球へ」、を2015年4月12日に開催されることに成りました。
    秋山佳胤についてはこのブログ411~413「善悪1~3」でも紹介していましたので参考にして下さい。
http://tenmei999.blogspot.jp/2015/03/4112015228.html

    森さんは、不食を軽やかにニコニコしていると、神様がエネルギーを欲しい時に直ぐくれると言います。心、意識がそうさせる秘訣の様です。講演会では不食の3人のエネルギーで会場はそのエネルギーが充ち、老化も病気するでもなく、軽やかに肉体から卒業出来る事が願っていると話されていました。
    4月12日はゲリーボーネルによる予言では4月12日に東海大地震?の巨大地震が起きると言われていました。果たして地震は起きませんでした。しかし山手線、京浜東北線の送電線の鉄柱が倒れて電車は止まり、都心の交通網は大混乱でした。そんな中、横浜の講演会場に無事たどり着いて、プラーナクラブ講演会に参加して来ました。

2015年4月15日水曜日

423「皆既月食4」2015.4.14

 昼食は遠野市の道の駅風の丘のレストランです。身体は冷えていますので温かい美味しい郷土料理をと思ったのですが、木内さんだけがひっつみ定食で後の皆さんは何故かラーメン系のものでした。辛いものを食べたので口直しが必要ということで、喫茶コーナーでソフトクリームやジェラート、たい焼きに口を喜ばせて満腹です。
 会計をすると何と、何と3390円ではないですか。昨夜に引き続いて同じ数字に成るとは驚きです。またまた自分の都合の良いように考えて、昨日から今日にかけての木内さんとの時間は善きことで、必要な事だったようだ、と皆さんと喜んだ次第です。

 当初予定していた、続石と羽黒岩は雨の中での山登りは大変なのでキャンセルです。代わりに木内さんのリクエストで遠野伝承園に行きました。雨の中観光客も少なく、ほとんど貸切状態で見学しました。
 遠野物語の話者の佐々木喜善記念館を見てから、南部曲り家で素晴らしいものを観れました。それはテレビで映し出される、昔の生活です。昭和20年代後半か30年位でしょうか、1年を通しての生活の様子を窺い知れる内容で、30分程のビデオ映画です。自然と共存し農作業をし、祭りを楽しむ皆さんは、笑顔で屈託のない純朴な豊かな姿、明るい田舎の世界です。ついこの前まで日本の各所で見られた世界です。
 昔話の部屋では囲炉裏に炭火が燃えていて暖を取りながら、テープで流れてくるおばあさんの語るオシラ様のお話を聞きました。馬と娘の悲恋の話しです。オシラサマは農業の神様、馬の神様、蚕の神様とも言われます。御蚕神堂(オシラ堂)に行く途中の廊下には御蚕様(おかいこ)のことが展示され、お堂にはオシラ様が何と1000体も色とりどりの布で包まれて在ります。

 とてもゆったりした遠野時間を満喫できました。
http://www.densyoen.jp/ennai/index.html

 次も予定になかったのですが、伝承園から10分ほど北上した遠野市土淵町栃内にある舌出し岩に向かいました。国道のすぐわきの山に巨石が積み重なり、その1つが舌を出しているような不思議な構造物です。これも天然ではなく人工的なものに思えます。
http://tonolink.jimdo.com/%E9%81%A0%E9%87%8E%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%89%80%E6%97%A7%E8%B7%A1/%E8%88%8C%E5%87%BA%E3%81%97%E5%B2%A9/

 遠野市街を避ける様に迂回して次は遠野市小友町にある巌龍神社に向かいます。川に架かる太鼓橋を渡ると社があり、その後ろは大きな石山です。その石山にひと際目を引く不動岩があります。さながら龍が登る様に見える大きくそそり立つ岩です。木内さんも興味深々で写真撮影に余念がありません。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_ganryu/ganryu.htm

 天気がパッとしないので日暮前には最終目的地盛岡市へ到着するように急ぎます。三つ石神社は寺が沢山ある名須川町にあります。3つの巨石が鎮座していて、鬼の手形があり、それから岩手の名前が出たと言います。何度も来ているのですがいまでに、岩にあるというその手形を確認出来ないのです。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/034_mithuishi/034.htm

 最後は盛岡城後にある桜山神社の裏手にある烏帽子岩を観ました。大きな烏帽子の様な岩の形には驚きです。お城を作る時に掘り出していたら出て来たと言いますが凄いですね。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_eboshi/eboshi.htm

 巡りを終えた時は丁度、陽が暮れて盛岡の味を楽しむことに成りました。盛岡は3大麺で有名です。それは、わんこそば、ジャージャー麺、冷麺です。今回は盛岡駅前にあるお店で冷麺を楽しく頂きました。終わってみればあっという間の1日で、心身満たされて仙台の帰路に着きました。

翌日は木内さんは大和農場視察ですがゆっくり休んで英気を養って頂きました。
次回は7月3日に講演会4~5日は津軽古代王国、アソベ・ツボケ・アラハバキの旅です。とても興味深い内容の巡りです。

 そして何故か皆既月食のあたり、4月4日前後に私の銀行カードとガソリンカード2枚が亀裂が入って新生を余儀なくされました。そして木内さんが帰られた週には私の歯科医院のパノラマレントゲン機が壊れてしまい、新しいものに入れ換えをせざるおえなくなりました。いろいろな入れ替え、新旧交代が成されていますが、地球磁場の影響もあるのかと思ったりしています。

422「皆既月食3」2015.4.13

 木内鶴彦さんと皆既月食を観た後に皆さんとコーヒー店で歓談をしました。コーヒーとケーキのスペシャルデザートですが、その時の会計の金額が3390円でした。何とラッキーな数字でしょうか。私にとって9と3はお気に入りの数です。そんな数に遭遇すると天のお認めを頂いて善き事だよ、とのお徴しと私は思って楽しんでいます。


 6月5日の日曜日は生憎の小雨模様です。朝8時に昨晩のコーヒー店で待ち合わせして木内さん達と岩手県の花巻、遠野の磐座等の巡りの小旅行です。木内さんはこの方面にはほとんど足を運んでいないので行ってみたいとのリクエストを頂いていましたので、のんびりと気ままな旅です。車中は楽しいお話を伺えてありがたき時間です。簡単に巡りを紹介します。
 最初の目的地は花巻市の宮沢賢治記念館の隣にある胡四王神社です。賢治記念館は工事で休館しています。生憎の雨で胡四王山からの見晴らしは今一つです。見晴らし台近くにあった巨木は伐採されて切り株が顕わにさらされています。社の彫り物は見事です。正月に行われる裸参りの蘇民祭で有名な神社でこの花巻の守り神の様な存在です。
 宮沢賢治とも所縁があり、経埋むべき山の一つです。
http://www.ihatov.cc/mount/02.html





 次は胡四王山から早池峰山を結ぶレイライン上にある花巻市石鳥谷町五大堂の呼石大明神です。木々の葉が落ち、草も枯れていていつもの様相と違ってすっきりしています。前に来たときには蜂に刺される事件がありました。その時の被害にあったKさんも今回は大丈夫、安心です。社奥の巨石が見事です。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_yobiishi/yobiishi.htm

 次は花巻市浮田町毒沢南にある弘法大師霊場冠山蝙蝠岩です。ここも木内さんは初めてですが、道路から直ぐにある3つの巨石は方位石の様だと言います。ここは山の至る所に巨石が散在していて、社の後ろの平面の巨石を見て、明らかに天然のものではなく、人為的に構築されたもので、地震等で崩れたもののようだと木内さんはおっしゃっていました。相当に古い時代から開けていた地の様です。ここは他の方々とも何度も訪れていますが見る視点が違うと現れて来るものも違います。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_kobou/kobou.htm





 花巻市東和町谷内にある丹内山神社神社は車で10分弱の処ですが、その道の途中に大きな赤い鳥居があります。参道を車で暫く山の方に進むと川沿いに大澤瀧神社があります。ここは瀬織津姫を祀る神社で、春祭が3月9日、例大祭が9月9日です。以前に参拝してこの祭り日を見て喜んだのでした。社は川を背に祀られています。その社の正面の参道の先に巨石があります。ここも古のころからの大事なポイントだったようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/tohnofurindo/10622401.html

 丹内山神社の社の奥にあるアラハバキ大神の巨石は圧巻です。3つの巨石が織りなす石
組は胎内石とも言われこの地の崇敬を集めていたところです。巨石上にありの隙間からすっくと立ち、天に伸びる巨木も見事です。この石は音を響かせることでその響きで大きな働きをするようです。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/033_tannaisan/033.htm


2015年4月14日火曜日

421「皆既月食2」2015.4.12

 木内鶴彦さんは21歳で死亡体験を経験し、その後2度も同様な体験をしている稀有な方です。肉体を離れての死後の世界でも意識はしっかりあったと言います。死亡していた時にその意識を使う事で過去、未来を旅して見て来ています。自分は何なのか。目で見ている世界は何なのか。人類には崇高な目的があると言われるが実際はどうなのか、等の疑問もその体験を通して解けたようです。
 中国での死亡体験の時に、中国語で話すドクターの言葉が理解出来て日本語で受け答えしていたそうです。その時はテレパシーで交信が来ていて、言語に関係なく意思の疎通が出来たのです。しかし、意識が戻ってからはもはや中国語は全く意味不明でした。意識は全部繋がっていて、思うだけで通じる世界のようです。それはこの空間の中に作られていて、曼荼羅の様な世界です。そしてこの3次元世界を作っているのも意識体で、それが具体的に物質化するものだそうです。


 意識は5次元空間です。今は3次元の物質的要素ばかり追いかけているレベルで、脳の機能も物質として調べている限りは理解不能です。動植物は3次元的形態を持っていても、その意識次元に通じているのに、人間はそのアクセスを閉じてしまっています。かつて人間もその世界に通じでいたのに、残念ながら今はアクセスを拒絶して独立してしまった存在です。つまり人間は怪しい世界と言っている世界と通じる第六感を閉ざしていて、お互いの情報交換が出来ない状態です。ですからこの次元では経験を積み重ねて自分を作って行くしかありません。
 今の世界は約束事で縛り合う関係で出来ていて、その中で安心するものと、教え込まれた価値観に沿うようになってしまいました。今その根幹になっているのはお金です。そのお金の為に地球の環境が破壊され、住めなくなるような状況になり、生命のいのちを奪い、危うくしてもお金が欲しいという世界になっています。このことは地球の生態系を壊し、自分たちの欲望で暴走している事です。今は本来の人間の役割分担が見え無くなっています。では人間はどのような役割を持っているのでしょうか。

 身体を維持する為にはルールに従ったものを食べるしかありません。意識ではいろいろ想像できますが、肉体はその次元を越えられずに生きています。そしてその肉体から抜けられない我々は自我を持っています。肉体は生命が循環できる環境が無くしては、いのちの継続は出来ません。
 意識の世界は、全てが満たされたダークな世界で光が存在するのは3次元だけです。意識の世界は全てが満たされていてつまらない世界と言います。ですので変化を求め楽しみを作る為に、空間に歪を作って出来たのがこの3次元世界だそうです。そこでは動き、振動、共鳴等で3次元が成り立つ、意識の新しい世界です。
 スーパーマリオの世界は、2次元世界へプログラマーとしてアレンジして変化させ、3次元の意識が2次元を作っています。そこには大まかな物語り、ドラマがあり、2次元の中に入り込んで作られたキャラクターとなって活動しています。いろいろにアクセスされたキャラクターが人格と成り、入ったものの違いが現れて、織りなされる世界です。
 空間では本来、お互いの意思の疎通が出来るのが当たり前なのに、人間だけが自己を隔離して、ある意味で驕りを持つようになってしまったのが今の人間と言えます。
 
 なぜ我々がこの肉体を持ってこの次元に誕生したのか。それは地球の生態系のバランスを取る為だと言います。それは本能、性質とは違い、役割として与えられています。
 細胞が集まったものが私で、1個1個の細胞が情報を出していて、それを演算しているのが脳で、脳は記憶媒体ではありません。最初はその役割分担を担い、本能とのバランスを整えて行ったのが人間で、地球の生態系が崩れては生きて行けなくなります。
 しかし、第6感を閉じてしまい、おごりを持って孤立した社会から、意識の共通性を持った自分たちだけの世界を作って来ました。もしも意思の疎通が出来ていたら、1人が見る事は皆が見ることとして共有できたのですが、それを閉じてからは他を信じられないし、嘘は言うが、真実は言えない社会になってしまいました。
 
 我々は崇高な意識を持って何をするのかというと、生態系を永く維持することです。暇な意識の世界から、変化を求めて作って来た、今の世界をどう乗り越えて行くのか、そこに楽しみがあります。それを学ぶ事が大事なことで、やがて肉体が消えても意識は残っています。
 亡くなった人の能力、記憶が自分の周りから介在して、自分が新たな創造を出来る様になります。それらの存在の生き様、能力が介在して、私達には過去の人達と連鎖して、未来に繋がり、残って行く意識の継続があります。そしてそれらの記憶が消えないで継続されています。我々は先祖代々のものを背負っていますので、自分を大切にすることは先人の意識を大切にすることでもあります。それによって自分の身体を治せます。つまり想い、意識、暗示で治して元に戻すことが出来るのです。自分自身がそうと思いこむかどうかです。自分でしないで他に委ねてしまうとダメです。自分でイメージして、信じて思うことで出来ます。寿命で自分の肉体を使い切ってその後に意識で再生できます。自分の身体を治す時には、自分で身体を正常に戻そうとして色々なアイディアが浮かぶので、迷ったらあれもこれもでなく元に戻すことが大事です。

 生きて行く為の地球作りをすることです。今の社会の目的はお金が中心で売上だけで、会社で働く目的は食べる為の糧を得ることでしかありません。果たして安心、安全なものを作っているのか。人間本来の生活が出来ること、そして未来作りが出来る為に自由な時間を持って生きる事が必要です。一番良いのは太陽の運行に従う、日時計による生活です。
 農家は作物を売らないと死活問題ですが、食べる事で健康に成る事を第1にする作物を作る事です。作物、食はいのちの処方箋で、村人が食べて健康に成る為のもの。そして欲をかかないで、余ったものを売るようにすることです。凄い利益に成らなくても生活が成りたつことを考えて行くと発展して行きます。そして生態系を守る事を基本とすること。

 今のやり方は限界点に来ていてこれから崩れて行き、お金の信頼性も崩壊して行くことになります。今の産業構造では病気になり、ストレスなどで人間も限界に来ています。昔はアトピー、アレルギーも化学物質過敏症も無かった。まず自分が安心、安全なものを第1に選ぶことです。そして現状を理解して各自の得意なことなど持ちより、それぞれの役割を分担して、他と比較することなく意識で能力を導き出す事が大事です。スーパーマリオの能力を引き出すようにすることが大切です。
 意識を持ってするしかありません。それが意識の役割で上手く行ったら褒める事です。褒められると人間はその気になるし、笑う人は病気に成りません。自分の役割を果たすことが喜びになり、そうなると死んでいる暇はありません。
 人間は凄い能力を持っていて、生きる希望を持った瞬間の身体の治りの早さは凄いものがあります。末期の方やせっぱつまった人には効果が出やすく、疑う人には効果がないことが多いです。意識の高い次元から、この低い次元へ楽しみを求めて来ているのですからダメもとで、壁を乗り越える楽しみを見出すことをしてみる事です。このことが生きる喜びで、死ぬことは100%保障されています。
 身体を借りて生きている今を、最後の最後まで綺麗に使って返すことです。身体を信じて思いっきり使って戻すことで次の世界へ遊びに行けます。そこで今度は違う自分を楽しんですれば良いのです。今の私はこの先は短いですが楽しんで使い、未来も他の身体を使って楽しむことを目指す。
 死んで身体から意識が離れる時に、他へ意識をずらすと個を引き連れているので膨大な意識に吸引されません。亡くなった時はあせるので、あせってしまうと全体の意識へ吸引されてしまいますので意識を移動してみることです。そう想像するだけで時間がずれているので出来ます。自分の想いを出すことで向こうが応えてくれます。試してみると、想い、想像で生きたいところを行けます。

 木内さんは3度も生き返ってきた事はこれ等の事、これからの事への対処法、意識の使い方、人間の役割、地球の生態系を守る必要を人に伝えるという事の為の様です。そして新しい村作りを実践して行き、転ばぬ先の杖として準備をして行く事です。その為に共にその意識に共鳴できる仲間を繋いで、点を線に、面にして行き、苦労を楽しみにできる人間を培い、能力を高めていく活動です。そこには木内さんが未来に見て来た、太陽光を使った技術、水を活かした技術が活かされている様です。

2015年4月10日金曜日

420「皆既月食1」2015.4.9

 4月4日は皆既月食でしたが、21時前からしっかり天体ショウを鑑賞できました。その日は木内鶴彦さんの講演会があり、懇親会が丁度終わった時でした。仙台市内の繁華街での食事会でしたので、天を望める場所を探して、定禅寺通りと一番町交差点あたりへ行くと、南の空、ビルの上に今まさに月が消えて行く姿を見る事が出来ました。


 今回の月食の最大は21時頃でその前後12分間だけの短いものでしたが、どんどん姿を消して最後はうっすらと赤銅色に光る月を見る事が出来ました。木内さん始め、皆さんは写真撮影をしていますが三脚などないと難しいようです。私の携帯電話のカメラでは全く無理で、諦めてお月見鑑賞に徹していました。
 彗星探索家で天体のプロの木内さんから、なぜ赤銅色になるか月食の事等を解説して頂きましたが、月に見とれてしっかり聞かずにいました。改めて月食について調べてみたら以下の様な事でした。

「地球と月は太陽の光を反射して輝く天体です。地球(月)にも太陽の光による影があり、太陽とは反対の方向に伸びています。この地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が「月食」です。
 月食は、太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、つまり、満月のときだけに起こります。ただし、星空の中での太陽の通り道(黄道)に対して月の通り道(白道)が傾いているため、ふだんの満月は、地球の影の北側や南側にそれたところを通ります。そのため、満月のたびに月食が起こるというわけではありません。」
「皆既食では、月が本影の中に完全に入り込みます。しかし、皆既食中の月は真っ暗になって見えなくなるわけではなく、「赤銅(しゃくどう)色」と呼ばれる赤黒い色に見えます。地球のまわりには大気があります。太陽光が大気の中を通過する際、波長の短い青い光は空気の分子によって散乱され、大気をほとんど通過することができません。一方、波長の長い赤い光は散乱されにくく、光が弱められながらも大気を通過することができます。これは、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由です。また、大気がレンズのような役割を果たし、太陽光が屈折されて本影の内側に入り込みます。このかすかな赤い光が皆既食中の月面を照らし、月が赤黒く見えるのです。」
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/lunar-eclipse.html

 昨年10月8日にも皆既日食がありましたが生憎、その時は見れませんでした。次回、日本で見れるのは約3年後の2018年1月31日とのことです。果たしてこれからの3年間でこの世界はどのような変化があるのかと、そしてどこでどんなふうな状況で次の月食を見れるのかな、と思っていました。                                 
 ユダヤの歴史、イスラエルの建国などの時期が日食、月食の時に深く関係していると言われ、過去の事件との関連や予言が取りざたされていますが果たして如何でしょうか。イスラエルでも4月4日に皆既月食がありました。そして9月13日に部分日食、更に9月28日に皆既月食があります。2014年から2015年にかけてユダヤの祭りの時に6回も日食、月食があります。
 しかし、天体の配置によるエネルギーバランスは地球に等しく及ぼされますがそれが特定の地、人間に果たしてどのような作用をするのか分かりません。地球の歴史からみればこれまでも何度となく起きた些細な変化なのかもしれません。その中で人為的に意図的にある企みを持って何かをしようと言う人達もいるかもしれません。

 杉浦清始師の4月の言霊では「識座は創造主」です。その解説は「創造主は宇宙をどの方向へ導きたいのか!」とあります。
 毎月の言葉が必要に応じて直感で師に下りて、言霊としてあるようです。杉浦師を始めとして、私がパイロットランプとして注視している方々の言葉やメッセージにはある種の関連性がみられ、そこでは相似象的表現に遭遇します。それらは共通のソースから得た情報なのかとも思いますが、果たして如何でしょうか。はたまた私の意図がそのようなものを誘導しているのか定かでありません。
 そして今起きつつあることは、人間的な視点より大きな視座から見ると周期的な変化が成されているだけでしょうが、それは人間の世界ではとてつもなく大きな変化の到来の様に思えます。杉浦師の言葉は将に、創造主はどの方向に導くのかとの問いかけです。

 今回の皆既月食を眺めながら思いました。あったものが見えなくなり、色も変化し、ある期間で又元のように戻る。しかしその前後の変化、影響は明らかにあり、同じではない。気づかなければ何ら分からずに同じようにそこに月がある。しかしその間にあるエネルギー的変化で身体の受ける影響、ひいては精神への影響もある事でしょう。今回は短期間の変化でしたがそれが長期間に及ぶとその影響はとても大きく成るのは想像できます。
占星術は主に太陽系の星の運行からのエネルギー変化を読み解く知恵であり術です。たまたま私のことで今年に天王星の影響を指摘されました。
 天王星がうお座から牡羊座に移行した影響で、2011年3月13日から2018年5月15日までいろいろな事がありそうで、それへの対処法をお聞きすることが出来ました。それも各人の生まれた時のエネルギーによってその影響が異なるようです。以下にこの時期の天王星の全般的な事が記されていましたので紹介します。

「2010 年6 月7 日、天王星はうお座からおひつじ座へ移行し、2010 年8月15日から再びうお座へ逆行したあと、2011年3月13日~ 2018年5月15日までおひつじ座にとどまります。この時期は、これまでの常識を覆すような出来事が起こるなか、新しいモノの考え方や技術が生まれ、広がっていきます。また、さまざまなことが二極化する傾向がうかがえます。
 おひつじ座の天王星は、現在の状況をストップさせて、そこから新しいことを始めるというパイオニアパワーを持っています。キーワードは衝撃的な展開。ですから、政治でもビジネスでも投資のマーケットでも、一旦、現状を停滞させて、そこから新しいことがスタートしていく時期となるでしょう。特に、株への影響はダイレクトに表れそうです。社会では、企業の再構築が進むかもしれません。
 ただ、マイナスに作用した場合、過去のあらゆる伝統や習慣を否定して暴力的傾向が生まれたり、コントロールを失う危険をはらんでいます。前回、天王星がおひつじ座に巡っていたのは1928 ~ 1934年のこと。やはり世界恐慌という衝撃的な展開があり、世界の様相は新たなステージへと突入していきました。ですから、今回もその動向には十分に注意したいところです。行政や企業、株式市場といった事象に迷走が起きる可能性があります。」

 今回の月食の影響なのか、私は4月になって元気で何も問題ないのですが、身体的に休息が必要なようで良く寝ています。
 天体の運行の影響を地球上の人間含め動植物も等しくエネルギー的な影響を受けていて、そして約5か月後の部分日食、皆既月食、3年後2018年の皆既月食と更なる現象が予定されています。
 創造主のこれから意図していることは、この地に現れるある意味でのクライマックスの始まりかもしれませんし、はたまた取るに足らない事かもしれません。それが天変地異なのか、放射能汚染、疫病なのか、農作物の不作による食糧難なのか、エネルギー資源等の争奪、覇権争いによる戦争なのか分かりませんが、明らかに今の世界の大掃除が始まって来ています。
 しかし、その天体の運行、変化に対して、人間には手立てはありません。地球から脱出するなど夢の又夢のことで、この地で生きて行くことを定めて活動して行くしかありません。そんな時に改めてこの肉体を借りて、何故存在しているのかと思いますが、木内さんの体験はとても参考に成ります。